vol.40 「筋の悪い努力」をやめる質問力:最短距離で自己投資を加速する方法
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私はよく、人に質問するタイプの人間である。
特に専門職の人には積極的に話しかけて、その知識をわかりやすく教えてもらうことが大好きだ。
新しいことをスタートする時は、まず自分で軽く調べて行動することが多いのだが、それだけでは途中で行き詰まる。現在、身体や筋トレについては信頼できるクリニックのDr.に、髪や頭皮のケアは担当の美容師さんに、そして骨格やストレッチのことは通っている整体師さんに質問すると決めている。
こうしたプロフェッショナルが身近にいる環境は、私にとって計り知れない幸運だ。わからないことを曖昧なままにしておくのは絶対に嫌だし、何より「筋の悪い努力」で時間を浪費することだけは避けたい。信憑性のある「答え」を持つ人に一度聞いておかなければ気が済まない、これは私の譲れない性分なのだ。
専門家の幸運:思考のショートカット戦略
自分で調べてやったことを継続していても、必ず壁にぶち当たる時や、停滞するタイミングが訪れる。そんな時に頼りになるのがプロたちだ。
そんな時、齋藤 孝氏の『本当に頭のいい人の思考習慣』で紹介されていた「専門家から話を聞く」という教えに触れたとき、「自分の直感は間違っていなかったのだ」と背中を押され、これまでの試行錯誤を優しく肯定されたような気持ちになった。
私たちは日々、情報過多の時代に生きている。スマホを開けば、筋トレの方法も、最新の美容法も、仕事の効率化テクニックも無限に出てくる。しかし、その情報が自分に合っているか、正しい順番なのかはわからない。試行錯誤は避けられないが、何が自分に合っているかを確認するタイミングが必ず出てくる。それをせずに時間だけを浪費し、疲弊してしまうのが、「筋の悪い努力」である。
筋の悪い努力を続ければ、なかなか成果が出ず、何が自分に合うかを見つけられずに苦労するだろう。その点、プロのアドバイスは、その人が何年もかけて培った知識と経験の集大成だ。これをたった数分の質問で得られることは、計り知れない価値があり、自己投資に対する大きなリターンとなる。
脳科学的なメリットとして、専門家に聞くという行動は、自分の「思考のショートカット」を可能にする。脳が膨大な情報を処理する手間を省き、最短距離で目標達成に必要な情報だけをインプットできる。これは、「集中力(アテンション・スパン)」を無駄に消耗させない、賢い戦略である。「思考の余白」を確保するためにも、不要な情報収集は避けるべきなのだ。
最短距離の知識:筋の悪い努力vs.確実なリターン
私たちが求めているのは、納得感のある成果だ。
最も非効率なのは、間違ったフォームで努力を続け、体を壊したり時間を失ったりすること。プロのアドバイスは、そうした「失敗のリスク」を劇的に減らしてくれる。
例えば、筋トレのフォームをDr.に相談したとき。「その角度は腰に負担がかかるから、この方法がいい」と即座に修正案をいただいた。もし一人で続けていたら、私は今頃腰を痛めて運動を中断していただいろう。医師としての医学的知見と、自らもパーソナルジムを掛け持ちする実践的な知識。その融合から生まれる一言は、数ヶ月分の試行錯誤と怪我のリスクを回避させてくれたのだ。
インターネットの情報は玉石混交だが、「信頼できる専門家」が選んだ情報は、まさに選りすぐりの宝石である。この「信憑性」に基づいた知識を実践することこそが、目標達成への速度を劇的に高める。これは、自己成長の確信につながるのだ。行動経済学的に見ても、確実なリターンが見込める場所に時間という資源を投資するのは理にかなっている。
メタ認知とドーパミン:成功体験を積み上げる質問術
これを継続していくと、自分にとっての解けない問題は一瞬で解決し、その後の動きがスムーズになる。この継続が深まると、「アドバイスを実践した結果、成果を感じられた」と実感し、よりポジティブに変わる。
プロのアドバイス通りに行動して得られるのは、知識だけではない。それは「成功体験」である。
成功体験を通じて成果を感じると、「私は正しい道を選んだ」あるいは「結果が出た」という確信が持てる。この確信が、ドーパミンを分泌させ、次の努力へのモチベーションになる。筋の悪い努力をしていた頃の不安感やイライラから解放され、心に「思考の余白」が生まれるのだ。
専門家に質問することは、決して難しいことではない。媚びを売る必要もなく、ただ誠実に聞けばいい。プロフェッショナルほど、自分の培った知識を共有することに喜びを感じるものだ。
あなたの身近にいるそのプロたちが、あっという間に問題を解決してくれるだろう。これは、自分の脳を最大限に活用し、最短距離で目標を達成するためのメタ認知的な習慣である。
賢者の行動:なぜ質問こそが最高のスキルなのか
人間は、「知らないこと」を恥と捉え、プライドを守ろうと無意識に防衛する。これは社会的な評価を気にする心理が働くからだ。しかし、本当に賢い人は、その瞬間のプライドを守るコストよりも、学習による未来の利益を優先する。
知らないことを知っているふりをして、間違った努力を続けることほど、時間と金銭の無駄はない。プロたちの知識を引き出す「質問力」こそが、現代の自己投資における最高のスキルなのだと私は実感している。
最後に、私自身がこの習慣を続ける上で大切にしている言葉を一つ贈りたい。
古代の知恵を教えるユダヤが遺した言葉だ。
「賢者は質問をする。愚者は知っているふりをする。」
知らないことを恥じるのではなく、その事柄に関して相手に「わからない」と質問することこそが、あなたが成長への一歩を踏み出した証拠となる。
わからないことがあったら、まずは自分で調べて行動した上で、あとはプロの力を借りてみよう。その質問は、あなたを正しい道へと導く究極のショートカットとなる。
HAKU
30代、地方在住。クリニック勤務。自己肯定感は高いのに超ネガティブ思考、という矛盾の中にいた。私の世界を変えたのは脳科学。「幸せは自分でつくれる」と確信した。ここに綴るのは自分を変えるべく向き合った2025年の行動記録。あなたの「思考の余白」になれば嬉しい。
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